【ヴォイドの関係-もうひとつのシュレーダー邸 / Relation of VOID】

 (2007年度筑波大学大学院修士制作作品)

 

1924年、オランダのユトレヒト郊外に小さな小住宅「シュレーダー邸」が家具職人の手によってつくられました。この家具職人は、後年に近代のオランダデザインの歴史上最も重要な人物となるヘリット・トーマス・リートフェルトでした。

この小住宅は、赤・青・黄とモノトーンの彩色、そして垂直・水平というボキャブラリーでつくられています。リートフェルトがそれまで手掛けていた家具作品と共通する手法が建築にまで展開したとされる作品です。

本作品「ヴォイドの関係(3題)」は、そうしたデザインのボキャブラリー(家具・色彩・水平面)を用いて、もうひとつのシュレイダー邸をデザインするというものです。